

女優として多忙を極める中、ストレッチやクロスフィットで鍛え上げた、しなやかなヘルシーボディの持ち主、中村アン。抜群のプロポーションはもちろん、ファッションの着こなしは女性の憧れの的。今回は彼女のワードローブの中でも愛してやまないというデニムをテーマにしたファッションシューティングを3週に分けて紹介。舞台は本社がある広島県・福山市。第2回目の撮影場所は禅の世界をアートや建築とともに味わう「神勝寺 禅と庭のミュージアム」。







定番アイテムのデニムだからこそ、トレンドに沿って着こなすのも大切。
いまや中村アンのワードローブには不可欠なアイテムとなったデニム。サイズやカラー、シルエットは気分によって変えているそう。
「最近は、ゆるめのシルエットのデニムをよく穿いています。ただ女性っぽく着こなすなら適度に細い、ストンっとしたシルエットがいいですね。最近は〈LEVI'S®〉や〈A.P.C.〉を愛用しています。また、加工によって最初からユーズドっぽい質感になっているデニムよりは、硬いリジッドデニムを穿き込んで、デニムを育てていく方が好み。自分の身体に沿ってエイジング(経年変化)してくるのがすごく良いですね」
今回撮影した全てのスタイルがお気に入りという彼女。中でも気になったコーディネートが〈UNIQLO〉だという。
「普段から〈UNIQLO〉のブラックジーンズやシガレットジーンズといったシックなデニムを穿いているので、違和感なく着こなせました。ただ、いつもはカジュアルなスタイルで合わせているので、今回のようにクールにカッコ良く穿くスタイルも素敵でした」
また撮影を通して、デニムのトレンドについて気づいたことがあるという。
「4年前に撮影したカイハラデニムのカタログを改めて見返してみるとシルエットが全然違う。当時はもっとローライズで美脚シルエットが流行っていましたけど、今はハイウエストのシルエットが気分ですよね。デニムは定番アイテムだからこそトレンドに沿って着こなすっていうことも大切なのだと、今回改めて感じました」

OTHERS:STYLIST’S OWN




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CONTACT
・Lee JAPAN 120-026-101
・rag&bone Omotesando 03-6805-1630
・UNIQLO CUSTOMER SUPPORT CENTER 0120-170-296
STAFF
Model:Anne Nakamura (PLATINUM PRODUCTION)
Photography:Yusuke Miyazaki (SEPT)
Styling:Kentaro Ueno (KEN OFFICE)
Hair&Make-up:Aiko Tokashiki
Writing:Kei Oosawa
Design:Yoshiaki Onta (KEN OFFICE)
Edit:Yuichiro Higashida (KEN OFFICE)
Produce:Tetsu Takasuka

アートパビリオン≪洸庭≫
こけら葺きを応用し、舟をイメージして作られた全長46mの「洸庭(こうてい)」。彫刻家の名和晃平氏が率いるクリエイティブ・プラットフォーム「SANDWICH」が企画、設計。内部は光と闇と水を駆使した不思議な空間が広がる。
https://szmg.jp