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ジーンズ界のツチノコをついに発見!?

一見すると米国の某有名ジーンズメーカーと極似のレザーパッチにフラッシャー、ギャランティチケット。そして気になるのは『The 18th Olympiad TOKYO 1964』と記載された下げ札の正体。このベールに包まれたジーンズが1964年に開催された東京オリンピック公式のものだとしたら、それこそ “ツチノコ級” のお宝発見かもしれない!? デッドストックで見つかったジーンズの謎を解く鍵を探るため、ディテールを徹底解剖します。

これは1964東京オリンピックの公式デニム?

偶然見つけたこちらのジーンズになんとも興味深い下げ札が付属されている。五輪マークの下に『東京オリンピック資金財団』の表記。2021年に延期が確定した東京オリンピックの公式ライセンス商品にもデニムジャケットやパンツがラインアップされているが、これは当時のそれなのか? 国産ジーンズの最古は1963年に生産開始のCANTON(旧大石貿易)故に、その翌年にリリースされた国産ジーンズの歴史的な1本なのか、真相は不明。

左_ネオバーボタンに刻印された『モリト』のロゴから日本製と断定。しかしながら同社は1967年~このボタンを採用しているため整合性は不一致。右_フラッシャーに記述された「TEXAS CLOTHING COMPANY」は所在不明。おそらく米国に憧れた日本のメーカーがサンプリングしたものと推測。

 

左_リベットが省略されたコインポケットは大戦モデルを意識しての仕様か?不揃いなステッチがヴィンテージの趣き。右_バックポケットには僅かに湾曲したクロスステッチを採用。デニム生地は13.5~14.0ozくらいの質感でシルエットは股上浅めのストレート。

フロントの仕様はボタンではなくジッパーフライ。ジップファスナーは日本が世界に誇るYKK製で60年代のジーンズに採用されていた型であることから正真正銘のヴィンテージと推測。ここ日本では、この時代から規制緩和によりジーンズの輸入が開始された。

一般的なジーンズよりも、やや下側の位置に配されたレザーパッチ。特筆すべきはインチではなくセンチ表記であること。このことからも国産ジーンズであるという説が濃厚。オリンピックモデルではなくディテールの異なる通常版もリリースがあったとの情報もキャッチ。

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