ミルク本来の味わいを追求したソフトクリーム
古着屋やアート系古本屋、レコードショップなどユニークなショップが点在する東京・学芸大学。駅から徒歩5分の駒沢通りに面した路地の角に2018年オープンした黒×白のストライプ柄テントと青い壁とドアのポップなファサードのソフトクリームスタンド、『THE BLUE CORNER』。オープンしてから約2年が経ち、週末には行列を作るほどの人気店に。メニューは北海道・十勝産の牛乳を使用したミルクソフトクリーム2種のみ。こだわった素材の魅力を紹介します。
雄大な北海道・十勝の牧場2か所から直送された無添加ミルク
店内にはカイハラデニムが製作したジャガード織りのデニムポスターや、オリジナルのTシャツなどポップなアイテムがディスプレイされています。その見た目とは裏腹にメニューのソフトクリームは『プレミアム』と『リッチマイルド』の2種類のみ。『プレミアム』は十勝産の厳選された原料と無農薬有機肥料にこだわり搾りたてのフレッシュミルクを68°C で30分間低温殺菌。ミルクのコクや旨味をしっかりと感じられる濃厚な味わいが特徴。『リッチマイルド』は日本に1%しかない酪農方法で育て、広大な敷地を自由に動き回る放牧ストレスフリーのミルクで仕上げています。無添加でしっかりとしたミルクの味わいですが、さっぱりとした後味。さらにマシーンにはイタリア製のカルピジャーニーを使用。ミルクに適度な空気の含有量に調整して口当たりはなめらかで口溶けも良く、表面はシルクのような艶のソフトクリームに仕上がります。この夏、奥深く、ミルク本来の味わいを楽しむ至福のひと口をご堪能ください。
↑カルピジャーニ社のソフトクリームマシーンを使用。日本製のマシーンにはない、オーバーラン機能(空気含有量調節)を使うと、人間の舌で認識できる粒子サイズよりも小さいので、極上のなめらかさでフワフワな食感を実現。500円