次世代フォトグラファー
『デニムを題材に好きなように写真を撮影してください。人に着用してもらっても、静物でもOKです。自由な発想でデニムを表現してください』。そんな依頼を受けて、次世代のフォトグラファーたちは何をどう撮るのか?連載第18回目はフォトグラファーの淵上 裕太さんです。










僕が生まれるずっと前からあって
色々なものに染まり、色々な人に愛されて
いつも人生の身近にあるもの
サイアノプリント(青写真)という手法を使い
藍の花(デニムを染める原料)を印画紙に密着プリント
定着させてみたり・ターメリックや天然着色料を使い
多様な色に染めてみたり・それを水洗して撮影したり
デニムを作成する工程をイメージした写真作品と
デニムを着用した人々のポートレート作品
を混ぜてレイアウトしました。
デニムの持つ多様性を感じてもらえると嬉しいです。

PROFILE
淵上裕太 / Yuta Fuchikami
フォトグラファー
1987年生まれ。岐阜県出身。
六本木スタジオ勤務を経てファション、コマーシャルの分野で活動。
これまで「路上シリーズ」など26度の個展を開催。
2022年 塩竈フォトフェスティバル 2022グランプリ。
HP : fuchikamiyuta.com
Instagram:@tokyo67